認知症にはアロマのペンダントが効く?

この記事は4分で読めます

「アルツハイマー型認知症の治療法はない」

 

と言われてきました。

 

 

でも・・・これは、朗報かもしれません。

 

鳥取大学医学部浦上克哉教授のチームが、

 

アロマセラピーでアルツハイマー型認知症を改善できる

 

と、発表したのです。

NHKの「あさイチ(2010,12,6)」で放送されました。

 

 

 

なぜアロマセラピーがアルツハイマー型認知症を改善できるのか?

 

 

アロマセラピーとは、

精油の芳香が嗅覚を通じて大脳辺縁系から大脳視床下部に伝えられ、

自律神経の働きを良くして、体調を整える療法です。

 

香りが心身におよぼす作用は大きいものです。

 

 

香りは、直接大脳辺縁系に到達して働きかけます。

記憶喪失になった人が、「なつかしい匂い」によって

記憶を取り戻すことが、よくあります。

 

 

子供の頃の「味噌汁」「炊き立てのごはん」「醤油のこげる」匂いなどが、

海馬に働きかけて、記憶をよみがえらせるのです。

 

快い芳香は、大脳辺縁系に働きかけて

気持ちを鎮めてリラックスさせることもできます。

 

 

悲しみや苦痛に耐える助けにもなります。

快い芳香、アロマは心理的に多大な効果を上げることができます。

 

 

 

大脳辺縁系には、嗅覚や扁桃体、海馬などがあります。

扁桃体は、外部からの刺激で情動反応を起こします。

 

海馬は、記憶の貯蔵と管理を行います。

 

 

アルツハイマー型認知症は、脳内タンパク質の異常により、

神経細胞が破壊されて死滅し、脳が委縮してしまう病気です。

 

神経細胞の破壊は、大脳辺縁系の嗅覚から始まり、次いで海馬に起こります。

 

そのため、「もの忘れ(記憶障害)」が最初に現れるのです。

 

 

また、アルツハイマー型認知症の人は、たいてい嗅覚が弱いのです。

 

そこで、嗅神経を再生させれば、

それに連動する海馬が活性化して、認知症が改善します。

 

 

しかも、嗅神経は再生能力が高く、適切な芳香により機能が回復します。

浦上教授は、この嗅神経と海馬の働きに目をつけて、

アロマセラピーによるアルツハイマー型認知症の改善を研究したのです。

 

 

 

アロマセラピーの効果は?

 

 

アロマセラピーには、医学的な根拠があります。

 

しかも、現在のところ、重大な副作用もありません。

費用も、それほど高くはありません。

だれでも簡単に使うことができます。

 

アルツハイマー型認知症の症状には、

中核症状と周辺症状があります。

 

 

中核症状とは、記憶障害と見当識障害です。

 

・もの忘れが激しく、数分前のことも思い出せない

・日付や時間がわからなくなる

・日常の仕事ができなくなる

 

このような症状は、海馬を活性化させることで、改善できます。

 

 

周辺症状とは、心理・行動症状とも言われます。

 

・イライラして怒りっぽい

・徘徊する

・すぐに「○○を盗まれた」と言う(もの盗られ妄想)

 

このような症状も、アロマの心理効果によって改善できますよ。

 

 

アロマセラピーは、アルツハイマー型認知症を予防もできます。

嗅神経を刺激し、海馬を活性化させることにより、

脳神経細胞が破壊され、死滅することを防げます。

 

50歳を過ぎたら、アロマペンダントを身につけるなどして、

アルツハイマー型認知症の予防に努めると、安心ですね。

 

 

 

アロマセラピーにおける5つの注意とは?

 

 

アロマセラピーを行う時に、注意したいことがあります。

 

 

精油(エッセンシャルオイル)を使う

 

 

精油とは、天然成分100%のオイルのことです。

天然成分100%でなければ、嗅神経を刺激して再生できません。

 

 

 

4種類の精油を適切に組み合わせる

 

 

使用する精油は、4種類です。

 

・ローズマリー・カンファ

・レモン

・真正ラベンダー(コモラベンダー・イングリッシュラベンダー)

・オレンジ・スィート

 

 

昼間は、ローズマリーとレモンを使います。

 

ローズマリーは集中力を高めます。

レモンは、気分を高揚させます。

 

ローズマリー2:レモン1の割合で配合します。

 

アロマペンダントを使用して、

芳香で全身を包むようにするといいですね。

 

 

夜間は、ラベンダーとオレンジを使います。

 

ラベンダーには、安眠効果があります。

オレンジは心身をリラックスさせます。

 

ラベンター2:オレンジ1の割合で配合します。

 

布に精油をしみこませて、枕元におくか、

アロマディフューザーを使用してください。

 

 

 

使用する時間と時間帯に注意する

 

 

昼間は午前中、できれば9:00~11:00の2時間、

アロマペンダントを身に着けるようにします。

 

夜間は、床に入る1時間前に使い始めます。

床に入ってから1時間は芳香に包まれているようにします。

 

 

昼も夜も、だいたい2時間くらいが目安です。

 

 

 

高血圧症・低血圧・妊娠中の人は医師に相談

 

 

同居する家族に、妊娠中の人がいる時は、要注意です。

 

ラベンダー・ローズマリー・レモンには通経作用があります。

特に妊娠初期の女性は、避けた方がいいでしょう。

 

 

ローズマリーには血圧上昇作用があります。

高血圧の人は、お医者さんに相談してから使ってください。

 

ラベンダーには血圧降下作用があります。

低血圧の人は、さらに症状がひどくなることがあります。

 

 

 

服や肌に直接つけないで

 

 

アルツハイマー型認知症の治療では、

アロマバスやアロママッサージは避けた方がいいですよ。

 

芳香剤として使用する場合、あまり心配はないのですが、

直接肌につけると、高血圧症や低血圧の人には、よくありません。

 

 

レモンとオレンジには「光毒作用」があります。

肌に塗ってしまうと、12時間は紫外線の影響を受けやすくなります。

 

 

肌や服に精油がつくと、

匂いが強すぎて、頭痛や吐き気がすることがあります。

 

服や肌についた時は、水で洗い流して、匂いを弱めてください。

 

 

 

まとめ:アロマペンダントでアルツハイマー型認知症を予防しましょう

 

 

アロマセラピーは、アルツハイマー型認知症を予防したり、

認知症の進行をくいとめたりする効果があります。

 

認知症の改善効果も報告されています。

 

 

おしゃれなペンダントを身につけるだけで、

アルツハイマー型認知症が予防できるなら、簡単で、いいですね。

 

特に副作用はないようですが、高血圧や低血圧の人は要注意です。

お医者さんに相談してから、使うようにしてくださいね。

 

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー

おすすめ記事を表示するためには、あらかじめ記事編集画面にあるカスタムメタボックスより「おすすめ記事」を選択してください。